これは現在、『標準引越運送約款』の中で、『お客様に対し請求しないもの』とされています。
ちょうど私が数年前に営業マンを始めた頃、このように変わりました。
内金が存在した理由は、業者による顧客の抱え込みの手段としてです。
一度お金を払った心理を利用し、他社への変更などをし辛くするのが目的で、実に卑劣な手段と言えます。
また、それ以前には、内金を取る事に対してなんら規制がなかったので、数多くのクレームがあった事が容易に想像できます。
その当時、トラック協会がポスターなどを作ったりして、業界を挙げてのキャンペーンをしながら、引っ越し業者に対しての指導をしていたことを覚えています。
現在では、普通の引っ越し業者なら、これを請求することは一切ありません。
もし、今でも求められるようなことがあった時は、それは普通ではありません。
間違いなく常識、モラルのない業者と判断してもらって良いと思います。 |