大学生時代にアルバイトで土木作業員をやっていました。
スコップ持って穴を掘るみたいな事も勿論しましたが、4年間やっている中で測量の手伝いみたいなこともやるようになって、目の前で徐々に構造物が出来上がるのを実感できる環境でした。
肉体労働は単純明快で分かりやすい。それに何と言っても、毎日の飯が美味いんです。
また、ポジションによっては頭脳や責任感もかなり要求されます。役所などからきた図面(設計図)を、実際の現場の地形に対して測量をしながら標しを付けていきます。そしてその通りに穴を掘ったりコンクリートを使ったりする訳で、特に現場監督なんかは責任も重大だなぁって、いつも感心していました。
それまで、どんなスポーツをやっても続くことが有りませんでしたが、このアルバイトは、正直ハマリました。
大学卒業後に上場企業で営業の仕事をしましたが、それを辞めて運送・引っ越し業界に飛び込んだのも、この時の爽快な経験があったからだと思います。 |