引っ越し業者の腕の見せ所です
家具などを2階、3階へあげたい場合、普通なら階段を使ってあげるのですが、回り階段だったり、家具があまりにも大きいと、それが無理な場合があります。こう言うときには、『吊り上げ作業』と言って、窓などの開口部からロープを使って荷物を吊り上げます。
技術・パワー・呼吸を合わせうまく合わせなければ、大きな事故につながりかねません。ここばかりは新人君では無理なので、ベテラン作業員が必ず的確な指示を出し、作業を行います。
また、吊り上げ作業の為の養生作業も十分に必要です。サッシやベランダなど、家具の重みがかかってしまいそうな所には、2重3重に資材を使って、十分に養生作業を行います。
またベランダなど、重みのかかる部分の強度が弱いと、吊り上げることができない場合もあります。吊り上げ作業になるかどうかは、見積り時に依頼主から新居の情報を聞き、判断します。もし、通常の吊り上げ作業では困難と判断されれば、搬入先の下見も行います。
吊り上げ作業は、プロとして腕の見せ所です。作業時の微妙な心理も含め、お話してみましょう。
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