堀川 さん ご質問ありがとうございます。
引っ越しの見積もりの有効期間は3ヶ月ですので、名目上はその期間を超える契約は出来ないことになります。
ただ、引っ越し業者も商売なので、将来必ず行われることが分かっている倉庫からご新居への引っ越しを請けないはずは有りませんので大丈夫です。
恐らく、大手などのきっちりした業者では、現在の住所から一時保管する倉庫への引っ越しの見積もりを行って、それのみの見積書を作成し、10ヶ月先に行われる倉庫から新居へのお引っ越しに関しては、料金や条件をお約束して、その内容を備考欄に記載するなどすると思います。新居の場所が未定の場合も多いでしょうから、その場合は、移動距離を何通りか仮定して営業マンと相談されると良いでしょう
また、新居への移動予定日が近づくと、業者から連絡をくれたりすると思います。
引っ越し業者にとっては、今回のご依頼は2回分の引っ越しという捉え方になりますし、ユーザーから見ると、「2回目の引っ越しも依頼するから安くしてね」という風に有利に交渉を進めることができます。
「倉庫からの引っ越しも依頼するから、その分安くしてくれ」ということをしっかりアピールして、値引き交渉してください。そして、口約束にならないように、1回目の引っ越しの見積書の備考欄に必ず条件を記載してもらいましょう。
また、万が一トラブルや破損が起こって、倉庫への引っ越しと同じ業者を倉庫からの引っ越しに利用したくない・・・という場合も、上記の様な考え方が基本なので、問題ないことになります。同じ業者を利用したい場合は、別の業者を見積もりに呼んで、契約すればいいのです。
ただ、一時保管を間に挟む引っ越し作業を、二つの業者に依頼して破損が発生した場合は、責任の所在が不明確になってトラブルになる可能性があります。倉庫に入れる際に壊れたのか、出す際に壊れたかが分からないからです。ですから、料金だけではなく、作業が丁寧な引っ越し業者を選択することも大事です。
各引っ越し業者が提携している倉庫業者とトランクルーム業者の種類も様々です。お荷物の内容にもよりますが、決して短くない期間なので、セキュリティや空調などの設備面と料金の兼ね合いで、条件に合うところを選びましょう。引っ越し業者を通して紹介されたところであれば、割引が適用されることが多いです。
いずれにしても、なるべくたくさんの引っ越し業者を比較検討されることによって、より良い条件でより安く契約する可能性が高まります。
当サイトのトップページでご紹介している一括見積もりサービスであれば、一回の条件入力で、対応可能な複数の引っ越し業者にまとめて見積もり依頼を送信することができます。今回の場合は、倉庫保管を希望されているので、新住所はおおよそで構いません。
時期が近づいてきたら、是非ご利用くださいね。