私自身、法人担当として、多くの転勤引っ越しの営業を経験してきました。
提携している企業の社員さんの見積りなら、事前に引っ越しについての取り決めをした上での提携ですから、それに沿って説明をすれば良い訳です。
ところが提携がなく、その上会社が引っ越し料金を支払う場合には、どこまでの費用を会社が見るのかなどの費用負担区分をこちらに提示してもらえないことには話がスムーズには進みません。
引っ越しのコースや、付帯サービスの為の料金など、負担についての取り決めが会社と社員さんの間で必ずあるものです。
また、業者を呼んだのは社員さんですが、引っ越し料金を支払うのはその会社である以上、業者にとっては『会社がお客様』。と言う事になり、その会社が決める条件に合わない見積りを出した所で、成約にも至りません。
ただ、転勤が決まってからは、転勤先での住まいや学校の問題など、本当にバタバタされている方がほとんどですから、引っ越しの見積りに対する準備は不十分でも仕方ないのも現実です。
ここでは、大変忙しい思いをされている皆様に少しでも役立てるように、転勤の引っ越しでの見積もりの際には何をどう準備しておかないといけないのかをお伝えしていきます。
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